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諸星 あたる(もろぼし-)(声:古川登志夫)

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キャラクター概要

友引高校2年4組に通う高校生で、
ラム曰く彼女の夫(もちろん実際には入籍していない)。

 

基本的には楽観的かつアホなことばかりする性格であり、
また無類の女好きで、美人をみるや声をかけ住所と電話番号を聞き出そうとする。
劇中ではそれ程成功していないように思えるが、成功率は本人曰く40%。

 

 

時折、皆が気持ち悪がった大食らいの芋虫を大事に育てたり、
病院前を通るあたるに片想いしながら病死した、
幽霊の少女の好意を受けデートをするなど、心優しい性格も垣間見える。
女性は殴らないというポリシーも持っている。
また日記もつけており、ナイーブな面も持ち合わせている。

 

女性関係からみていくと、最初のガールフレンドは三宅しのぶであり、
初登場は他の女を見ていたあたるがしのぶの平手打ちを
喰らうところからはじまっており、ラムに対しては、
当初押しかけ女房的な態度を取られる事を嫌がっていた。
しかし、異星のねーちゃん(おユキや弁天など)との
接点をもつようになると次第にラムを「金づる」ならぬ「女づる」として認識しだす。

 

物語が進むにつれ、しのぶの尻軽な面が登場し、
さらにしのぶとの関係は、面堂終太郎の登場と共に自然消滅していく。
但しあたるはそれ以降もしのぶをハーレム構想の要員の一人と認識しており、
しばしばセクハラしてはしのぶに撃退されるというのがお決まりとなっている。

 

面堂登場後、しばらくはラムを面堂に押し付けたいが
おユキや弁天との繋がりが切れるのを憂いていることや
ラムの制裁を恐れていることもあって煮え切らない状況が続く。

 

しかし、
「君まてども・・・」以降やがて本人にとってラムもかけがえの無い存在になっていく。
それでも表面上はラムに対して冷たい態度を基本とっているが、
ラムがピンチに陥ったり、拉致されたりすると、
ラムをかばう行動や、率先して助けにいく、
等の、男らしい一面、あるいは、
ラムがバレンタインのチョコをくれなかったり、
一時的に姿を消したり、別の男と一緒に歩いていたりする
いわば想定外の行動を取られると途端に不安になり、
嫉妬したり、時には泣いてしまう等といった
「ラムにガールハントを邪魔されるのは嫌だが、
ラムがいなくなったり別の男に取られたりするのはもっと嫌」という面もある。

 

生まれは4月13日の金曜日、
仏滅で大地震の起きた日であり、
チェリー(錯乱坊)曰く「世にも稀な凶運の相の持ち主」であるという。
またゴキブリ並の生命力とトカゲのしっぽの如き再生力を有し、
ラムの電撃をものともせず、100mを7秒で走破し、
巨大な羽子板を問題なく扱っていたりする等、
身体能力は人間離れしている。

 

また手先も意外と器用なようで、
チェリーそっくりな人形を制作したりしている。

 

キャラクター設計の観点からみると、
初期は災いを自身に呼び寄せる「凶運」が前面に出た受け身のキャラクターだったが、
これでは話が続かないと原作者の高橋自身が判断し、
徐々に女好きの面が強調され、
基本的には楽観的で浮気性で世渡り上手なキャラクターに変化していった。

 

特技は真剣白刃取り。
「第一人者」とも呼ばれ、面堂やサクラの抜刀のほか、
カジキの突撃を受け止めたこともある。
また対面堂用の武器あるいはツッコミに

 

大槌(但し本人がラムやサクラに大槌で突っ込まれることも)を、
テンとのケンカにはフライパンをよく使う。

 

 

面堂と本質は同じとしているが、
水乃小路飛鳥の初登場時に、面堂と水乃小路飛麿が、
飛鳥が西洋風甲冑で全身が覆われている容姿をみて、
中身があることに気づかず『鉄の婚約者』や『鉄の妹』と思っているのに対し、
いち早く中身を見ようとしており、
面堂や飛麿よりは柔軟で常識的な思考が出来るようである。

 

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ラム(声:平野文)

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キャラクター概要

『うる星やつら』のメインヒロイン。
「うる星(ラム星・鬼星とも)」地球侵略のためにやってきた鬼型宇宙人の娘。
仙台弁のように語尾に「だっちゃ」、「〜っちゃ」とつけて話す。
地球を賭けた鬼ごっこの相手としてコンピューターで
ランダムに選ばれた諸星あたるとの鬼ごっこに負け、

 

本人の勘違いからあたるの婚約相手となったことで諸星家に住み着く。
以後はあたるのことを「ダーリン」と呼び、心底ほれ込んでいる。

 

連載当初はゲストキャラだったが、
その後作中において主役級キャラクターとなっていった。

 

容姿・服装

面堂の部下には鬼っ娘(おにっこ)と呼ばれている。
基本的な容姿は地球人と酷似しているが、
耳が少し尖っていて、頭に小指程の小さい二つのツノを持つ。
このツノは鬼族の特性として成長に伴って生え替わりがある。

 

また髪の色は、原作ではレーザーディスクやDVDの光彩の様な虹色をしていて、
見る角度によって様々に変色する。
アニメでは常に緑色で変色はしない。

 

身長はあたるや面堂などの主な男子生徒よりも低く、
他の同級生の女子キャラクターと殆ど同じなので、
日本人女子の平均程度とみられる。
物語の中でラムを見た多くの男子キャラからは
「すごい美人」「かわいい」「ぐらまあ」などとその容姿を褒められる美少女である。

 

普段は、日本古来の鬼のイメージとして形称化されることがある「虎縞模様」の
ビキニとロングブーツを着用しており、
露出度が非常に高い。

 

とてもセクシーな曲線美の持ち主で、
作品初期には露出度の高さと相まって色気で男性キャラを魅了する場面も見られ、

 

あたるも、第1話で鬼ごっこの相手がラムとわかった瞬間
「ツノをつかむには体をつかまんと…」と言ってにやけるシーンがある。
友引高校に通うようになって以降はセーラー服をはじめとして、
地球の一般的な女の子の服(和服も含め)を着る場面も増えた。
またアニメ版ではセーラー服着用の際、
しのぶ達一般生徒が赤いスカーフを付けているのに対し、
彼女だけ黄色のスカーフを付けている。
下着は、普段着でもある虎縞ビキニ。

 

こうしたラムのキャラクターデザインは、
原作者自身の原案スケッチによると、
当初、「ショートヘアでビキニ」タイプと「ロングヘアでミニワンピ」タイプの
2案が存在し、最終的には昭和53年の正月に両者の折衷案ともいえる
「ロングヘアのビキニ」で決定した
(昭和57年3月発行「少年サンデーグラフィック」第1巻より)。

 

 

能力・特性
飛行能力と放電能力を有する。
初登場の地球の命運をかけた鬼ごっこの時は、
高くジャンプする程度だった(ポーン、という擬音が付く)が

 

ただし、鬼ごっこ終了時にUFOに自ら飛行して帰還する描写があるので、
鬼ごっこの間はルールでジャンプ以上の飛行を禁止されていたという解説が、
後発の少年サンデーグラフィック第3巻に掲載された。

 

その後は完全な飛行を見せるようになり、
その気になればかなりの速度(速度の描写はエピソードによって差があるので、
数値的な最高速度がどの程度かは不明)で飛ぶことが出来る。

 

さらに、電撃を放つ超能力を持つため、
高電圧を吸収して充電することも出来、
その際は電気の味が分かるとみられる描写がある。

 

電撃は怒った際の攻撃に使われる他、
愛情表現であったり、寝ている間に寝ぼけて放電することもあると自ら語っている。
放電するとストレスが解消される体質のようである。

 

また、ただし、ツノが生えていない間(作中の描写では数日程度)や、
錯乱坊が作った超能力封じの黄色いリボンを角につけられている間はこれらの超能力を失う。
ちなみに原作では初登場時には電撃を一度も使っていない。
こうした超能力を除いた腕力については、
地球人の一般女性と同程度である。

 

また寒さにも非常に強く、
雪が積もるような日でもビキニ姿で平然と外出している(本人いわく「鍛えかたが違う」)。

 

タバスコのようなホットソースをジュースのように飲む程の辛党の種族であるため、
彼女の手料理は猛烈に辛い。
あたるはラムの料理をまずいとよく言うが、
味覚の違いのせいであり、
ラムの料理の腕は(鬼族の基準では)決して悪くはないようである。
ただ、かなり雑ではある。

 

地球の料理については、
ラーメンを「味がない」と言っている。
梅干しを食べると酔っ払う体質で、
更にそうなるとところ構わず電撃を乱射してしまう。
ニンニクの臭いが苦手。
また地球外の食材では『モグモグ』という食材が嫌いと言っている。

 

普段はあたるの部屋(諸星家の2階)、
または地球上空に停泊している自分専用の虎縞模様の
小型UFO(ラムの母星では個人用の乗り物らしい)に住み、
あたるの部屋で寝るときは、
押し入れの中で一人か、
テンと一緒に寝ている描写がある。
自分のUFOの中で眠るときは、
普段は自室のベッドで寝ているが、
疾病(地球の風邪に感染した時など)の際には
治療カプセルのようなところに入って寝ている描写もある(「風邪、イヤですね」より)。

 

作中、幾度となく自らが着けているブラから物を取り出すシーンがあり、
睡眠薬の反応液、包帯、Gコン、エンゲージリング、千円札などが出てきたことがある。

 

睡眠薬の反応液を取り出した際、
面堂に「あなたのブラには妙なものが入ってるんですね。」と
つっ込まれた(春のうららの落第教室)。

 

性格・人物
非常に無邪気で、幼馴染のラン曰く、
ラムの最大の欠点は「悪気がない事」。

 

当初はしのぶに対していたずらをしようとするなど
攻撃的な性格をしていたが三角関係が解消すると、
初期のような攻撃的な性格は鳴りをひそめていった。

 

同様に初期は非常に大胆な性格でもあり物語序盤では過激にも
あたるにすぐに抱きついたりキスしたりしたが、
終盤では腕組みをする程度に落ち着いている。

 

 

子供の頃は極めておてんば、かつ過激な性格。

 

銃を悪戯して叱られる、小学校の先生にバズーカ砲を撃ち込む、
中学校の先生に時限爆弾を仕掛ける(いずれも相手はロボットやサイボーグで、
攻撃を喰らっても全くの無傷であったが)、
などの逸話が作中で語られている。

  

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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